目次
隋使裴世清の周辺
天智朝の詩と歌と
古今集の歌語と本文
おさな子の死
新撰和歌の恋歌
源氏物語の段落構成と「そ」系の指示語
「いどみあらそふ心」私按
和泉日記の構成原理
『和漢朗詠集』帝王・親王・丞相部の所収和歌をめぐって
宇多源氏資通
歌題「松契遐年」の読み方
『奥義抄』の「かはやしろ」注について
清輔の歌学と『俊頼髄脳』
松浦宮の菊花宴
本誓への注視
楠正成考
『沙石集』の受容と『直談因縁集』
舞曲の詞章整備の指向
「初庚申利生」(紹介と翻刻)
薩摩外記と上方瑠璃
雛の首
芥川貞佐と芸備の狂歌
近世初期地下歌学一斑
小沢芦庵の歌論三部作『ふるの中道』巻下『或問』の成立とその意味について
『萬葉代匠記』における「仙覚抄」の受容をめぐって
中島湘煙「明治十六年十月十二日、(略)」詩について
『浮雲』第一・二編の語り手
洋装する徳田秋聲
近代文学のなかの原始信仰
宮崎孝政と室生犀星
ある邂逅
大戦中に於ける台湾の短歌
古今集における母音の在りよう
「と思ふ」を句頭にもつ歌
宣命書きの成立をめぐって
定家仮づかいの世界
単語の意味と表現映像
対立的な並列を表す接続助詞「が」
奈良大阪府県境の言語地理学的研究
国文教室五十年