目次
第1章 立花高校の”現在”
立花高校の〝現在〟
立花高校の窮地
立花高校創立の経緯と理念
第2章 「居場所」のつくり方
「居場所」のつくり方
前期1973(昭和48)年~
中期1987(昭和62)年~
後期1996(平成8)年~「不登校委員会」の設立
地域よ、社会よ、ひらけ
第3章 立花高校にみる多様性
立花高校にみる多様性
立花高校の教育哲学
立花流、生徒・保護者との向き合い方
生徒たちの視点から
学校と社会をつなぐステップづくり
子どもたちの声を社会へ
第4章 卒業式に希望をのせて
平成30年度 学校法人立花学園 立花高等学校 卒業式
卒業生たちのメッセージ
保護者から贈る言葉
君たちこそが社会を照らす光
付録「心からのメッセージ」
前書きなど
この本が伝えたいことはいたって単純です。
「大丈夫。それでいいんだよ」、ただその一言です。できる人もできない人も、簡単な人も難しい人も、命の大切さの前にはいかなる人も平等なのです。助けてほしい人が助けてと言える、頑張っている人が自分の小さな頑張りに気付ける、そんな寛容の精神が醸成される社会になることを心から願っています。
立花高等学校は「不登校生徒の自立支援」を目指しているのではありません。「不登校の子どもたちが安心して不登校でいられる学校」でありたいと願っています。今日も子どもたち一人ひとりのドラマが進行する丘の上の学校から、皆様に、今もどこかで流れている涙に、私たち大人が気付いた小さなきっかけを、胸を張って大切に届けたいのです。(「はじめに」より)