目次
巻第8
1418番 「石たぎつ」/1421番 「埼の尾末黒に」/1438番 「端に訪はむと」 「花」ではない/
1455番 「命向」は「命の行方」 「柄」は「取る」/
1459番 「不所比日可聞」は「比ひえぬかも」であり「散れるころかも」ではない/1468番 「萩の咲けれや」/
1480番 「心ある今宵」/1486番 「散らしむるとか」/
1503番 「不歌云二似」は誤字説の「否と云ふに似る」ではなく「不可と云ふに似る」/
1507番 「五十処と五十処と」は「多くの場所に」/1512番 「零」は「降る」ではなく「零る」(類例:2135番)/
1516番 「黄反」を「黄ばむ」と訓む/1520番 「いな憂しろ」 「いな」は「嫌だ」/
1547番 「和」でなく「利」で「あひさりに」/1548番 「移ろば厭くに」/1555番 「この宿る」/
1560番 「始見之埼乃」は「見初めし前の」/1562番 原文を「之知左留」として「これ著く去る」/
1575番 「黄變」は「黄ばみする」(類例:1623番)/1582番 「布将見」は「頻きて見む」(類例:1584番)/
1592番 「然不有」は「然あらず」/1610番 「丁壯香見」は「若長官」/
1618番 「わわらば」は「揺れて落ち着きのない葉」/1654番 「言ふはかもなき」/1662番 「存らへ経るは」
巻第9
1666番 「一哉」は「はじめて」と訓む/1671 番 「漕ぎ行く」(類例:2015番)/
1683番 「集め手折り」(類例:1704番)/1689番 「杏人」は「興人」で客を遊ばせる人/
1694番 「我ににほはに」の末尾の「に」は願望の「に」/1697番 「使在之」は「使ひなるこれ」/
1702番 「及乏」は「すべなきまでに」ではなく「はしたなるまで」(類例:1997番)/
1727番 「妾者不敷」は「妾は開かず」/1731番 「布麻越者」は「幣置かば」ではなく「踏み越さば」/
1737番 「傍して」/1738番 「戯れてありける」ではなく「た晴れてありける」/
1743番 「心悲久」は「まかなしく」ではなく「心惹く」/1746番 「高尓有世婆」は「長にありせば」/
1753番 「汗可伎奈氣」は「汗をかいて嘆き」ではなく「汗もかいていないかのように」/
1759番 「目串毛勿見」は「目奇しもな見そ」 「嬥歌」を奇態と見るなの意/1776番 「絶等寸」は「発つとき」/
1777番 「なぞ身装はむ」ではなく「なぞ身飾らむ」/1779番 「座せ久しかれ」/
1780番 「屯倉の界に」「後れ地震にて」/1800番 「和霊の まつろひ冷めらに」/
1807番 「行きかぐれ」 帰る処が分からなくなるほど理性を失っての意/
1809番 「須酒師」は「すすし」でなく「好きし」
巻第10
1812番 「春立つるしも」/(1814番)「春は来らしば」/1817番 原文「云子鹿丹」で「言ひしかに」/
1834番 「零重管」は「降り重ねつつ」/1849番 「水飯合」は「水樋合ふ」で「みなぎらふ」でない「芽生えけるかも」/
1857番 「世人君羊蹄」は「世の他国し」/1859番 「馬並而」は「目並べて」/
1863番 「久木 」は「年数を経て幹が曲がっている木」(類例:925番 2753番)/1865番 「春の離け来し」「いとど木末の」/
1867番 「佐宿木」は「ねむの木」のこと/1868番 「置き据ゑなゆめ」/1875番 「しるしばかりの」/
1886番 「里にと行かば」 「と」は「そのように」「あのように」の副詞(類例:2091番)/
1918番 「多零」は「さはにふる」/1942番 「田草引」は「田草引く」である/1943番 「草取れり」は鳥を捕えること/
1954番 「来居るも鳴くか」/1961番 「袖」は「門戸や垣などの脇」/
1962番 「本つ人」は作者の恋人 「汝」はホトトギス/1965番 「にほひ與へよ」/1966番 「君なる御跡」/
1973番 「有り適ひぬかも」(類例:2387番)/1979番 「巣借るなす野の」 時鳥の「巣借り」の習性を詠んだ歌/
1982番 「於戀」は「恋により」/1996番 「水障へて照り 舟渡る」/2000番 「妹に告げとそ」(類例:3254番)/
2005番 誤字説ではなく「しかぞ手にてあり」/2012番 「我れは穿たぬ」/2021番 「鶏音莫動」は「かけろな騒き」/
2033番 「磨待無」は「磨き待たなく」/2043番 「清けき宵に」/2058番 「年に塗る」 舟を赤色に塗る/
2066番 「い別れの」/2088番 「吾が籠むる」/2092番 「心おのづと」「保ち得れかも」/
2094番 「散り添う惜しも」/2099番 「置きかも枯るる」/2108番 「競竟」は「きほひて果つる」/
2109番 「萩の芽長し」/2113番 「丈整へ」/
2117番 少女らに行き会うことになる、早稲の稲穂を刈る時期になったの意/2143番 「敷野之」は「い敷き野の」/
2166番 「鳥が音去なる 秋の過ぐらし」/2176番 「薦手揺るなり」/
2211番 「解登 」に「篤と」「利くと」「疾くと」の3つを響かせている歌/
2217番 「この黄葉の 早く散るは」「濡らさゆらしも」/2230番 「去なばかき別け」/2234番 「時雨降られめ」/
2241番 「はやばやと 夢のごと見る」/2263番 「けぶき吾が気胸」/2270番 「今更に何 あへて思はむ」/
2295番 「日殊」は「日毎に」(類例:2596番)/2297番 「黄葉」は成熟した美しい女性の譬喩/
2301番 「おしゑやし」/2302番 「惑者之」は「惑ふさの」/2305番 「択り解くものを」/
2328番 「梅の早花 散るとも良けれ」/2334番 「戀しけり」/2336番 「ゆ篠の上に」/2337番 「篠の葉に」/
2338番 「板上風吹き」/特別論稿 「柿本人麻呂歌集の略体歌には大伴家持らが創作した歌がある」