紹介
『流通』は、流通の諸問題に関する研究成果を掲載する学術誌です。
近年、流通に関連する研究領域は急速に拡大しています。それは、流通・商業・マーケティングといった分野のみならず、農林水産物流通や流通政策、都市計画、各種法律、物流・情報、サービス、消費者問題・協同組合、貿易・国際流通などの広範な分野を含んでいます。
ただ、各専門領域においてこれまでに多くの研究成果が蓄積されてきたものの、必ずしも専門領域間の疎通が十分であるとはいえません。現代の多面的で複雑化している流通問題を解明するためには、個別の専門領域を越えた「広範で自由な視野」が必要となる場合があります。
『流通』は、流通に関連するさまざまな研究領域を包含して学際的な研究成果を発信することを目的としています。
目次
[論文]
●災害復興と都市再生における百貨店の役割:大丸神戸店の事例に観る、復興時におけるリテールブランドの活動と消費者評価の関係性
●ライブコマースにおけるカスタマー・エンゲージメントに関する考察―プラットフォームを調整変数として―