北方世界の考古学

小松正夫／編著

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詳しい情報

出版社: すいれん舎(20100705)

ISBN-10: 4863690967 ISBN-13: 9784863690967

NDC(9): 211

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紹介

古代北方世界の実像に迫る最新の研究成果18編。蝦夷の鉄生産、漆工の展開、北方の要害遺跡、囲郭集落の系譜、清原氏城館の土師器、腰帯をつけた蝦夷など、日本古代史に新たな視座をあたえる、北からの歴史のダイナミズム。

序文　　　　　　　　　　　平川南解題　　　　　　　　　　　小松正夫第Ⅰ部　蝦夷・生産・流通　蝦夷の鉄生産　　　　　　　　　　　　八木光則　秋田城跡における漆工の展開　　　小松正夫　　秋田城の疫病祭祀　　　　三上喜孝　二つの広域支配圏　　　　渡部育子　奥羽の初期貿易陶磁器　　　　　　　山口博之　古代北海道と東北地方の物流　　　鈴木琢也　　　　腰帯をつけた蝦夷　　　　　　　　　　田中広明第Ⅱ部　土器を巡る諸問題　本州北端の刻書土器　　　　　　　　利部　修　平安時代におｊけるムシロ底土器の出現と展開　　　伊藤武士　ケズリのある赤い坏　　　　　　　　　神田和彦　城柵における中下級官人の痕跡　　　　　　鐘江宏之　清原氏城館・大鳥井山遺跡のロクロ土師器　　　　　島田祐悦第Ⅲ部　集落・宗教・城柵　北方における要害遺跡　　　　　　　右代啓視　　　「埋没家屋」再考　　　　　　　　　　　五十嵐祐介　「矢立廃寺」の研究　　　　　　　　　羽柴直人　秋田県における経塚の変遷　　　　　　　　　今野沙貴子　青森市石江遺跡群の位置づけをめぐって　小口雅史　　囲郭集落の系譜　　　　　　　　　　　高橋学収録遺跡名一覧　　　

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