目次
【第1巻】
銀河鉄道の夜
グスコーブドリの伝記
【第2巻】
セロ弾きのゴーシュ
よだかの星
水仙月の四日
鹿踊りのはじまり
ガドルフの百合
かしわばやしの夜
【第3巻】
風の又三郎
楢ノ木大学士の野宿
種山ヶ原
いちょうの実
【第4巻】
注文の多い料理店
ポラーノの広場
オツベルと象
ビジテリアン大祭
ひのきとひなげし
【第5巻】
十力の金剛石(虹の絵具皿)
めくらぶどうと虹
烏の北斗七星
双子の星
猫の事務所
やまなし
気のいい火山弾
雪渡り
カイロ団長
【第6巻】
雨ニモマケズ
どんぐりと山猫
虔十公園林
なめとこ山の熊
イギリス海岸
フランドン農学校の豚
耕耘部の時計
農民芸術概論綱要
貝の火
ざしき童子のはなし
【第7巻】
春と修羅
星めぐりの歌
前書きなど
『宮沢賢治大活字本 シリーズ全7巻』の刊行を予定しています。同シリーズは、宮沢賢治の物語を7つの虹色で、色分けしたシリーズとなっています。 分類は藍、紫、青、緑、黄、橙、赤の分類になっています。色にはそれぞれ意味があります。藍は銀河、紫は芸術、青は賢治ブルー、緑は自然、黄は光、橙は人生、赤は愛です。それぞれ『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』『風の又三郎』『注文の多い料理店』『十力の金剛石』『雨ニモマケズ』『春と修羅』に割り当てられています。 このような分け方をしたシリーズは本邦初です。 このように色に意味づけされた賢治大活字本シリーズは、全文ルビ付きのユニバーサル仕様ですので、公共図書館をはじめ小学、中学、高校の図書館、あるいは老人施設に最適かと思います。 これまでにない賢治ワールドが広がっていきます。 それぞれの巻には、法政大学教授王敏(ワン・ミン)先生の「ミニ解説」が入ります。王敏先生は、中国に宮沢賢治を紹介した人として非常に高名な方です。 ぜひこの機会に新しい宮沢賢治大活字本シリーズ揃えませんか?