目次
はじめに
超音波療法について
超音波療法の期待する効果
超音波療法の禁忌と注意事項
FIT療法の基本的な考え方
超音波導子の名称超音波導子の持ち方
FIT療法の超音波の照射方法(導子の動かし方)
FIT療法 各疾患編
顎関節症
顎関節症 FITテスト
顎関節症 超音波照射ポイント
顎関節症 FIT解剖学ノート
寝違えの可動域改善
寝違えの可動域改善 FITテスト
寝違えの可動域改善 超音波照射ポイント
寝違えの可動域改善 FIT解剖学ノート
むち打ち症
むち打ち症 FITテスト
むち打ち症 超音波照射ポイント
むち打ち症 FIT解剖学ノート
上僧帽筋の痛み
上僧帽筋の痛み FITテスト
上僧帽筋の痛み 超音波照射ポイント
上僧帽筋の痛み FIT解剖学ノート
肩関節周囲炎
肩関節周囲炎 FITテスト
肩関節周囲炎 超音波照射ポイント
肩関節周囲炎 FIT解剖学ノート
腱板損傷
腱板損傷 FITテスト
腱板損傷 超音波照射ポイント
顎腱板損傷 FIT解剖学ノート
広背筋症候群
広背筋症候群 FITテスト
広背筋症候群 超音波照射ポイント
広背筋症候群 FIT解剖学ノート
STEP UP 1
上腕二頭筋長頭腱炎
上腕二頭筋長頭腱炎 FITテスト
上腕二頭筋長頭腱炎 超音波照射ポイント
上腕二頭筋長頭腱炎 FIT解剖学ノート
外側上顆炎
外側上顆炎 FITテスト
外側上顆炎 超音波照射ポイント
外側上顆炎 FIT解剖学ノート
内側上顆炎
内側上顆炎 FITテスト
内側上顆炎 超音波照射ポイント
内側上顆炎 FIT解剖学ノート
狭窄性腱鞘炎(de Quervain病)
狭窄性腱鞘炎(de Quervain病) FITテスト
狭窄性腱鞘炎(de Quervain病) 超音波照射ポイント
狭窄性腱鞘炎(de Quervain病) FIT解剖学ノート
弾発指(中指)
弾発指(中指) FITテスト
弾発指(中指) 超音波照射ポイント
弾発指(中指) FIT解剖学ノート
弾発指(母指)
弾発指(母指) FITテスト
弾発指(母指) 超音波照射ポイント
弾発指(母指) FIT解剖学ノート
STEP UP 2
指関節捻挫(突き指)後療
指関節捻挫(突き指) FITテスト
指関節捻挫(突き指) 超音波照射ポイント
筋筋膜性腰痛
筋筋膜性腰痛 FITテスト
筋筋膜性腰痛 超音波照射ポイント
筋筋膜性腰痛 FIT解剖学ノート
腰痛(仙腸関節)
腰痛(仙腸関節) FITテスト
腰痛(仙腸関節) 超音波照射ポイント
腰痛(仙腸関節) FIT解剖学ノート
腰痛(梨状筋)
腰痛(梨状筋) FITテスト
腰痛(梨状筋) 超音波照射ポイント
腰痛(梨状筋) FIT解剖学ノート
ハムストリングス肉離れ
ハムストリングス肉離れ FITテスト
ハムストリングス肉離れ 超音波照射ポイント
ハムストリングス肉離れ FIT解剖学ノート
鵞足炎
鵞足炎 FITテスト
鵞足炎 超音波照射ポイント
鵞足炎 FIT解剖学ノート
腸脛靭帯炎
腸脛靭帯炎 FITテスト
腸脛靭帯炎 超音波照射ポイント
腸脛靭帯炎 FIT解剖学ノート
膝水腫・膝関節捻挫後療
膝水腫・膝関節捻挫後療 FITテスト
膝水腫・膝関節捻挫後療 超音波照射ポイント
膝水腫・膝関節捻挫後療 FIT解剖学ノート
STEP UP 3
膝関節(外側・内側)の痛み
膝関節(外側・内側)の痛み FITテスト
膝関節(外側・内側)の痛み 超音波照射ポイント
膝関節(外側・内側)の痛み FIT解剖学ノート
STEP UP 4
膝蓋靭帯炎
膝蓋靭帯炎 FITテスト
膝蓋靭帯炎 超音波照射ポイント
膝蓋靭帯炎 FIT解剖学ノート
膝窩の痛み
膝窩の痛み FITテスト
膝窩の痛み 超音波照射ポイント
膝窩の痛み FIT解剖学ノート
脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント)
脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント) FITテスト
脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント) 超音波照射ポイント
脛骨過労性骨膜炎(シンスプリント) FIT解剖学ノート
下腿部の挫傷(肉離れ・打撲)
下腿部の挫傷(肉離れ・打撲) FITテスト
下腿部の挫傷(肉離れ・打撲) 超音波照射ポイント
下腿部の挫傷(肉離れ・打撲) FIT解剖学ノート
アキレス腱損傷
アキレス腱損傷 FITテスト
アキレス腱損傷 超音波照射ポイント
アキレス腱損傷 FIT解剖学ノート
足関節捻挫後療
足関節捻挫後療 FITテスト
足関節捻挫後療 超音波照射ポイント
足関節捻挫後療 FIT解剖学ノート
足底筋膜炎
足底筋膜炎 FITテスト
足底筋膜炎 超音波照射ポイント
足底筋膜炎 FIT解剖学ノート
STEP UP 5
外反母趾
外反母趾 FITテスト
外反母趾 超音波照射ポイント
外反母趾 FIT解剖学ノート
最後にそれぞれ
参考文献
前書きなど
私は伊藤超短波株式会社様※のお陰で、2009年2月からの9年間で158回のセミナー講師をさせていただき、延べ4200人以上の先生方に受講していただいています。 【FIT療法】とは、ふじい式(F)・インパクト(I)・Three Minutes(T)の頭文字から私が命名したもので【超音波治療器を使用し3分間で各疾患に対して衝撃的な改善をするためのオリジナル治療法】のことです。 現在まで、北海道から沖縄まで日本全国でセミナーをさせていただき、多くの受講者から「是非とも先生に本を作って欲しい」、「様々な症例に対しての照射ポイントが知りたい」等、多くの声と希望があり、この度本を制作しました。 【FIT療法】開発のきっかけは今から約25年前にさかのぼります。私が所属しているスタディグループの勉強会で、伊藤超短波株式会社学術部の講師O氏より超音波エネルギーに対する学術と使用方法の講義を受ける機会があり、その際に「超音波の導子を1.5倍以上動かさない」この言葉から、私の超音波療法の探求が始まりました。 その後、約10年が経過した頃に伊藤超短波株式会社の当院の担当者がT氏に変更になり、私の接骨院に定期的に訪問するようになり事態が大きく進展しました。このT氏との出会いが【FIT療法】の始まりとなったのです。 その後、T氏より「院長のFIT療法を広めたい」とセミナーの講師の依頼がありました。当時、私とT氏の目標は超音波治療器の普及と全国でのセミナー開催でした。私のセミナー活動は当時、T氏の担当地域の山形県から始まり現在では日本全国へのセミナー活動に広がっています。 現在では物理療法機器を使用しての実技中心のセミナーは数多く開催されていますが、当時は実技中心で施術前後の効果を見せるセミナーはほぼ開催されておらず、その先駆けと私は自負しています。 第1回目のセミナーで受講者の照射ポイントに対する熱い眼差しは今でも、忘れることはできません。その後もセミナーを開催するにあたり受講者の皆様が近くで覗き込むように照射ポイントをノートに写したりしている様子を数多く見てきました。最後の質疑応答の時間には様々な疾患に対しての質問が多くありました。 この本は多くの受講者から「本を出版して各疾患別で解説して欲しい」との声から企画への運びとなりました。 本著では現時点での私の超音波治療に対する拘りを細かく解説していると同時に、セミナーでの内容をできるだけ分かりやすくFIT療法の基本的な考え方・導子の持ち方・導子の動かし方・各疾患別の私の見解・FITテストでの超音波照射前の確認(照射後に同様に確認して下さい)・超音波治療器の照射ポイント・復習用にFIT解剖ノートとセミナーで説明している内容を細かく紹介させていただいています。 この本をご覧になっていただき一人でも多くの施術家、患者さんの笑顔が増えることが私の希望です。そして、【FIT療法】にご興味を持たれましたら私のセミナーへ参加して下さい。お会いできるのを楽しみにしています。