近世玉野の歴史と文化

北村章／著

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出版社: 吉備人出版(20220314)

ISBN-10: 4860696697 ISBN-13: 9784860696696

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紹介

岡山県玉野地域の産業、文化、信仰の歴史を探求した最新の地域史研究書史料収集、調査と研究、論考を重ね、・八浜と妹尾との漁場・国境争論となった児島湾争論・八浜八幡宮の創建以来の歴史と四国へ広がった信仰・日比港の繁栄や漁業権の推移と大槌島に県境ができた経緯・玉野地域の塩業史・常磐丸五郎吉ら利生廻船の商業活動・龍野醤油と競った幻の備前醤油の歴史など多くのことがさらに明らかに！

目次第一章　近世玉野地域の概要第二章　八浜と八浜八幡宮第三章　八浜と児島湾争第四章　宇藤木・友林堂の建立第五章　加子浦日比村第六章　玉野地域の近世塩業第七章　常盤丸五郎吉と利生廻船第八章　備前醤油第九章　幕末玉村の産業

前書きなど

本書で扱ったテーマは多岐にわたる。基本は、漁業・製塩業・廻船業・醤油醸造業などを中心とした玉野の産業史の解明である。また、文化遺産としての八浜八幡宮・快神社と宇藤木・友林堂の近世史料をまとめられたことも意義があるだろう。本書を通じて玉野市民のみなさんの、故郷または故郷化している玉野の再発見と、愛着の増進につながればと思っている。（著者「序にかえて」より抜粋）

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