目次
小説A
佳 作 「大砲はまだか」 武田 明
小説B・随筆
入 選 「愛の夢 第三番」 観手 歩
随 筆
入 選 「姉」 為房 梅子
現代詩
佳 作 『詩人』 岡本 耕平
短 歌
入 選 『母の弁当』 萩原 碧水
俳 句
入 選 『残心』 十河 清
川 柳
入 選 『逆ス』 渡辺 春江
童 話
入 選 『サバとばあばときたかぜと』 神崎 八重子
審審査講評
文学選奨年譜一覧
第四十五回岡山県文学選奨募集要項
前書きなど
岡山県文学選奨は、文芸創作活動の普及振興を図るため、昭和四十一年に創設されたもので、今回で四十五回目を迎えました。審査員をはじめ関係の皆様には、作品の募集から選考、作品集の発刊に至るまで、格別のご理解とご協力を賜り、心から感謝を申し上げます。
この文学選奨は、これまでに二万人を超える方々に応募いただいており、文芸を志す県民の皆様には目標のひとつになっているものと伺っております。今回は、募集部門の一部を変更し、小説A、小説B、随筆、現代詩、短歌、俳句、川柳、童話の八部門で実施したところ、県内各地の幅広い年齢層の方々から、近年では最多となる五百三十六点の応募がありました。日々の暮らしや身近な題材あるいは現代社会の抱える問題などをテーマに、豊かな感性と確かな表現力で描き出した、いずれも作者の思いが伝わってくる力作ばかりでした。
本書は、これらの中から選ばれた入選六点、佳作三点、準佳作三十三点の合計四十二点の作品を収録したものです。十代や二十代の入選者が生まれるなど、若い力の台頭がありました。