紹介
『カラスの教科書』で人気の松原始先生が、身近な野鳥について語りつくします! スズメやツバメ、カワセミ、ヒヨドリ、ウグイス、トビ、ハヤブサなど、身近にふつうにいる鳥たちの生活や行動などに迫ります。もちろん、カラスの話題も豊富。おなじみのハシブトガラスとハシボソガラスをはじめ、ミヤマガラスやコクマルガラス、イエガラスが登場します。
「専門家はこんな視点で鳥を見ていたのか」と驚きと納得の連続! 鳥に詳しくなくても大丈夫。ユーモアたっぷりで、鳥への愛があふれる文章が、身近な野鳥の奥深き世界に誘います!ただ鳥を眺めたり、写真に撮ったりしているだけではモッタイナイ!
それだけでは見えてこない鳥たちの生活を一緒に見てみましょう!
目次
第1章 隣鳥の暮らしぶり
ナワバリを調べる-ハシブトガラス
採餌行動アレコレ-ハシボソガラス
環境と個体数の変化-スズメとツバメ
第2章 鳥の振る舞いアレコレ
まったく知らない鳥を眺める-イエガラス
水辺のテクニシャン-サギ類
道路は何に見える?-セキレイ
冬の果実-ヒヨドリ
第3章 鳥の社会もつらいよ
集団繁殖と年齢-ミヤマガラスとコクマルガラス
愛されすぎたアイドル-カワセミ
雑種の迷宮-カモ類
洪水とともに生きる-チドリ
第4章 鳥の素顔に迫る
新世代の都市鳥-イソヒヨドリ
都市のハンター-チョウゲンボウとハヤブサ
平和な巨人-トビ
あの鳥の名は?-ウグイス