目次
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プロローグ
第一章 脳脊髄液減少症とは
症状 この症状があった場合、脳脊髄液減少症を疑う！
原因について
脳脊髄液減少症とはどんな病気？
慢性疲労症候群とは違うのか
（略）
第二章 脳脊髄液減少症に関する疑問と篠永医師の答え
Ａ 脳脊髄液減少症であるかどうかについて
Ｂ 検査方法について
Ｃ 脳脊髄液減少症の症状について
Ｄ 治療に関して
（略）
第三章 頚椎からの漏れに関する新しい認識について
篠永医師の脳脊髄液減少症に関する見解
第四章 脳脊髄液減少症とわかり回復するまでの記録
第五章 生きているだけで丸儲けの精神で！
（付記）脳脊髄液減少症を診察する病院
おわりに
前書きなど
あなたが、もし、慢性的な疲労、原因不明な体調の悪さに悩んでいる場合、この病気を疑ってみてください。あなたも脳脊髄液減少症という、最近、やっと注目されだした病気である可能性は大いにあります。
薬では決して治りません。
栄養剤でもよくなりません。
私のように、特に思い当たる原因はなくても、いつの間にかこの病気になる人もたくさんいます。（中略）
この本の目的は、脳脊髄液減少症治療の第一人者である国際医療福祉大学付属熱海病院の篠永正道氏の監修の元、実際にこの病気になった私の経験と、私がこの病気に関して篠永医師の協力で、最新情報をインターネットのホームページで提供しつづけたことを、より多くの方にお伝えし、原因不明の症状で悩んでいる方々に知っていただくことです。
もともと私は篠永医師の一患者でしたが、脳脊髄液減少症の患者会をインターネットのメールを使ったメーリングリストという形で行っていました。
この病気に関して、情報が少なく、治療に関しても分からないことが多かったため、その患者会でそれぞれが疑問に思ったことを、私が代表して質問し、情報共有するということを行っていました。
しかし、２００３年５月に私が５度目の入院をした時、篠永医師がお忙しく、質問ができないという方々のお話を聞いて、インターネットのホームページという形で情報提供してきました。
私のホームページhttp://page.freett.com/nishiniyellow/index.htmのアクセス数は２５万アクセスを超えています。
現在も毎日多くの方々がアクセスされていますが、本書により、いまだこの病気の存在をご存じない方に是非、知っていただきたい。また、ホームページを通じて得た多くのご意見、患者さんの状況等、医師側だけではわからないことも含めていますので、現在、治療中の方にもお読みいただければと思います。
（プロローグより）
