目次
【目 次】
言語の復権のために
㈵ 世界は言葉のなかに
世界は言葉のなかに——言語とその主体
㈼ 丸山圭三郎からソシュールへ
文学と饒舌——丸山圭三郎の死をめぐって
ラング、ランガージュ、エクリチュール——丸山圭三郎と〈言葉〉という多面体
言語学、言語哲学、文学——ソシュールからソシュールへの道のり
ソシュール『一般言語学講義』——〈言語学〉とその外部
言語のなかへ——丸山言語哲学を導きとして
㈽ ソシュールからイェルムスレウへ
言語学と文学の出会い、あるいは記号論の誕生
〈聴く立場〉の言語学——ロマーン・ヤーコブソン
形式としての言語——ソシュールからイェルムスレウへ
㈿ イェルムスレウ、極北の言語学
イェルムスレウ言語学のために
言語のなかの主体
格とは何か
言語と言語の差異はどこにあるのか
グロセマティック、《全体言語学》として
言語類型論序説——言語の多様性、そしてその彼方へ
デカルトからイェルムスレウへ——言語への信頼感の回復
㈸ 愛と差別の言語学に向けて
固有名詞への愛を生きる——恋愛の記号論
愛と差異に生きるわたし——区別・差別・対立・差異をめぐって
愛の言語思想家、ザメンホフ——言語差別を超えて
【Column】ソシュール、バンヴェニスト、メルロ=ポンティ、ラカン、イェルムスレウ、メイエ、マルティネ、ロラン・バルト
失なわれた時の果てに