紹介
創造的に考えるとは、どのように生きたいかということなのだ。
今は手の届かないチャンスも、自分自身のために創り出すということだ。
仕事がつまらない…?悪いのはミケランジェロである。
クリエイティブになりきるためなら、「自分らしくあって構わない」と自分に対して許してやらなければならない。
別の誰かになるのに忙しくするな。
自分が何に響いて、どういうことに反応するのか、分析して理解してみよう。
古今東西からありとあらゆる“クリエイティブな思考で成功した人たち”を調べあげ、研究してきたアーティスト、ロッド・ジャドキンスによる待望の1冊(世界各国での翻訳刊行も決定!)。ダダイスム宣言からノーベル賞受賞経済学者、アンディ・ウォーホルのアトリエからアインシュタインの机まで網羅し、興味深い視点で、創造性豊かな成功者たちの方法論をときあかしていく。目から鱗の本書には、どんな仕事につく人でも、自信を持って、才能に目覚め、自分のクリエイティブに気がつき、生きていくヒントが詰まっている。
☆本書の処方箋がとくに効く人☆
・ 自分には、特別な才能がないのではと悩む人
・ 燃えるような情熱を感じられない人
・ 向いていない分野で成果を出したいと焦る人
・ 好きなことで生計をたてられないと悩む人
・ 若すぎる/年をとりすぎている/青すぎる/擦れすぎていると思う人
・ やりたいことをやっていない人
・ 天才やアーティストの思考法を知りたい人
目次
行動を起こすと、何かが始まる
生涯初心者
悪いのはミケランジェロである
扱う媒体の心を知る
別の誰かになろうとしない
自分から攻める
身も心も捧げる
災い転じて福と為す
無益なことの実益
他人と同じことを考えない〔ほか〕
前書きなど
「1日に3回は自己矛盾を起こさないような奴は、間抜けだ」―フリードリヒ・ニーチェ(哲学者)
「オリジナリティが習慣を打ち負かした結果が、クリエイティビティなのだ」―アーサー・ケストラー(作家・ジャーナリスト)
「規則を全部身に着けるまで待っていたら、今の私はなかったでしょう」―マリリン・モンロー
ビートルズ、ダリ、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、ココ・シャネル、ミウッチャ・プラダ、ベートーベン、スピルバーグ、バックミンスター・フラー、ボブ・ディラン、ミケランジェロ、ロイ・リキテンスタイン、パウロ・コエーリョ、フランク・ロイド・ライト、フィッツジェラルド、ジェイムズ・ジョイス、フランシス・ベーコン、マイルス・デイヴィス、アレクサンダー・フレミング、アンデルセン、ガリレオ…etc.
▶︎彼らは立ちはだかる壁をどんなふうに乗り越えたか?
私たちには、どう応用できるか?
この本の目的は、創造的思考を可能にするコツを、要点を絞ってまとめることだ。そして、クリエイティブな人たちの思考の裏側を探り、誰にでも応用できるようにすること。さらに、クリエイティブな活動に取り組む人なら必ずぶつかる壁が、どのように乗り越えられてきたかという事例を、読者の皆さんと共有することも目的としている。
(「イントロダクション」より)