目次
■PART1「ものづくりの感覚」を養う
作品のために俳優がいる
「作品に出演させていただきました」と言わない
作品づくりはチーム戦。各パート(部署)の役割を知っておこう
実際の現場から、制作工程を学ぶ
まず、「企画」は、誰がどのように始めるのか?
よく見る「製作委員会」とはなにか?
最も気になる「キャスティング」について
「スタッフィング」=スタッフを決めていく
いよいよ、「ロケハン」
「デザイン画」と「美術打ち合わせ」へ……
俳優は「衣裳合わせ」の時間を生かすこと
「ヘアメイク」に聞いた「いい俳優・だめな俳優」とは?
「総スケ(総合スケジュール)」の決定
「美術設計」&「セット運営」
「ホン読み」と「リハーサル」
「クランク・イン」と「クランク・アップ」
スタジオで明確になる俳優の演技力!「編集」作業
「作曲」と「音楽」〜俳優も歌えると有利
「音響効果」「整音」で、声だけでわかる俳優の技量
「試写」「宣伝」で映画を見ている観客の顔を見よう
自分の言葉を持っているか?「作品の公開・舞台挨拶」
次も現場に呼ばれる俳優には共通点がある
エキストラでも、現場に参加するべきか?
現場では多くの人から「聞く」。現場受けする俳優は仕事が続く
映画のメイキングから、ものづくりを学ぶ
■Interview No.1 撮影スタッフに聞く「こんな俳優と仕事をしたい」(鈴木周一郎)
■PART.2 脚本を深く読み解く
「脚本の重み」をまずは知ろう
脚本とは「映画の設計図」
俳優こそ、誰より高度な「脚本の読解力」が必要
現場に入る前の準備と訓練がすべて 作品の肝を掴んでいるか?
1冊の脚本を、3行にまとめてみる
脚本を読み解く つの基本ステップ
年間、何冊の脚本を読んでいるか?
自分でも書いてみるとよくわかる
1シーンごとでとらえない テレビドラマと映画の脚本、どちらで勉強するか?
いずれは脚本を「飛躍させる」俳優を目指そう
■Interview No.2 録音スタッフに聞く「こんな俳優と仕事をしたい」(石寺健一)
■PART.3 映画からじっくり学ぶ
なぜ、映画は映画館で見てほしいのか
5番手、6番手の「実力枠」の俳優の芝居を見る
「スクリーンで鑑賞に耐えられる演技力」とは
観客の心を動かすのは、台詞ではない
テレビドラマの記号的な演技を参考にしない
テレビ、演劇、映画……、どんな媒体でも通じる演技を
キャスティングプロデューサーはどんな俳優をチェックしているのか
「サポートする演技」の重要性
「受けて返す」という技術
エンドロール(エンドクレジット)には重要な情報が満載
俳優の参考になる映画の見方・選び方
何でも「作り手の視点」で見てみる
映画館での共有体験を持ってほしい
■Interview No.3 映画監督に聞く「こんな俳優と仕事をしたい」(中野量太)
■PART.4 オーディションを戦略的に勝ち抜く
オーディションは、実は極端に少ない
無駄なオーディションに時間を奪われてはいけない
実り少ないオーディションで疲弊する事務所出身の先輩俳優たち
オーディションの選考過程〜何が審査されているのか
面接の「自己PR」対策:審査員の視点に立つ
「印象は悪くないのに記憶に残らない」人の原因
面接対策:どんな質問がとんでくるか? どんな質問をしたらいいか?
子役オーディションで、親に望むこと
東京に出ること・芸能事務所に所属することを第一目的にしない
芸能事務所は探すものではなく、出会うもの 俳優人生のためになる、正しい芸能事務所の選び方
■Interview No.4 芸能プロダクション・ホリプロに聞く「こんな俳優と仕事をしたい」(津嶋敬介)
■PART.5 俳優として長く生きていくために
俳優の仕事は「センス」ではなく「技術」である
年間たった 1割? 俳優が訓練にあてる時間を考える
声と身体と、何より「頭」を鍛えなくてはいけない
信頼できるホームグラウンドを持つ
自分のロールモデルとなるべき俳優を徹底的に研究しよう
出会いの場に飛び込み、俳優として信頼される関係を目指そう
良質な作品を引き寄せる力を磨いておこう
■Interview No.5 俳優に聞く「こんな俳優になりたい」(鈴木亮平)
おわりに