目次
室町時代における「もの」形容詞についての一考察
『両足院本毛詩抄』における「う」「うず」の用法
印度本節用集特殊付録私解
曾根崎心中における「の」の字体
待遇表現として見た明和洒落本の命令表現
石塚龍麿『古言清濁考』板本の仮名字体
悉曇学者行智の江戸語音声観察
蘭学初期における二字漢語の構造
『雅言集覧』の散文用例試論
成城〈甲〉本「簸屑」の性格・用語と『和泉流秘書』
式亭三馬の蔵書に見る唐話関係資料に関して
滝沢家日記における「ニ付・間・故」について
近世における「方言書」の見方について
「日輪」から「太陽」へ
『福恵全書』抄訳本の左振仮名について
文字化という概念
「中央語」という思想
昭和初期台湾における日本語教育月刊誌『薫風』『黎明』『国光』について
言語生活史資料としての大正6年『読売新聞』記事
語種率・品詞率から見る明治・大正期の口語体実用文
近・現代の敬語形式にみる対象配慮の諸相
感謝・謝罪に見られる配慮表現「どうも」の成立
漱石作品におけるナド類助詞の様相
明治時代における偏の規範と統一
日本語表記の学習書としての『春秋雑誌 会話篇』
『改正増補英和対訳袖珍辞書』と異なる『英仏単語篇注解』の訳語について. 4
ニコライ・レザノフ『露日辞書』にあるキリル文字で表記された日本語の語義難解語について