目次
第Ⅰ部 高山植物の起源
第 1章 高山植物のたどった道—系統地理学への招待 (植田邦彦・藤井紀行)
第 2章 極地植物と高山植物の類縁関係—ユーラシア東部と北米を中心にして
第 3章 ハイマツ帯の生態地理 (沖津 進)
第Ⅱ部 高山環境と植物の分布
第 4章 森林限界のなりたち (丸田恵美子)
第 5章 高山植物群落と立地環境 (渡辺悌二)
第 6章 ハイマツ群落の成立と立地環境 (梶本卓也)
第 7章 熱帯高山の植生分布を規定する環境要因 (水野一晴)
第Ⅲ部 高山植物の生活史特性
第 8章 高山植物の開花フェノロジーと結実成功 (工藤 岳)
第 9章 高山植物の発芽と定着 (木部 剛)
第10章 ツンドラ植物の種子繁殖と栄養繁殖 (西谷里美)
第Ⅳ部 環境変異と高山植物の適応反応
第11章 北極域植物の生育型変異と生育環境 (久米 篤)
第12章 南アルプス高山帯におけるイワカガミ属2種のすみわけ現象 (森広信子)
第13章 環境操作に対する高山植物の反応—大雪山での温室実験 (鈴木静男)