目次
聖なるものの形と場
見えないものと見えるもの
中観派による勝義と世俗のあいだ
戦う聖者佐々井秀嶺(アーリア・ナーガルジュナ)
インド的楽舞の受容と展開
チャイティヤと仏教信仰の習合
後期密教における聖なるものの形と場
インドネシア、ジャワ島に現存する密教遺跡の「聖なる場」
北魏金銅仏の同年銘像について
八部衆像の成立と広がり
般若寺文殊菩薩像造立願文について
邪教立川流の聖なる図像
仏教版画の聖なる造型と納入空間の一特色
文殊化現の場
大念寺蔵阿弥陀如来像成立の<場>
広重・豊国画『観音霊験記(西国巡礼三十三所)』にみる庶民の<聖>の受容
鶴林寺太子堂内陣荘厳画の図様について
海上の道標
チベットのポン教における聖なるものの形
シャルトル大聖堂「使徒伝」の窓における聖餐の秘跡の主題に関する試論
山岳霊場に祀られる神と仏
活性化する伝統巡礼
日本の巡礼における聖地(札所)の特徴とその選定について
「聖なる場」と「聖」性の検証
聖なる場における食と酒
Research themes on the study of pilgrimage places
Hagiography as sacred biography
Shingon space,Zen time