目次
憲法のために私たちは何をすべきか 戦争はしない、孫子の代まで戦わない
近代立憲主義が壊されないように
ひとりの人間として、精神の自由を求める
正しい情報を得ることの大切さ
パネルディスカッション
憲法をめぐる特権と人権
憲法スタディ まともなことが言えない恐怖
戦争を食い止めることが大切
精神の鎖国主義をどう脱却するか
違いを超えて、柔らかく
格差社会と戦争
憲法行脚の会の歩み
前書きなど
「憲法行脚の会」ご参加の呼びかけ
日本国憲法には思想があります。それは平和主義の思想であり、国民主権の思想であり、基本的人権尊重等の思想です。これは、大日本帝国が軍国主義の下、とくにアジアの人々に多大な犠牲を払わせ、自らもヒロシマ・ナガサキに象徴される惨禍を経験したことを教訓としたものであり、そこには人類がそれまで築いてきた普遍的な原理がしっかりと定められています。
イラクへの自衛隊の派遣や有事法制の制定など、この憲法の根幹を揺るがし、歴史の歯車を逆転させるような動きが強まっています。「憲法番外地」というべき日本の企業では、実質的に言論の自由や批判の自由がないために、さまざまな事故や事件が起こっています。そして、この際、憲法を変えてしまえという荒っぽい声が急速に高くなっています。憲法、とくに第九条を変えて米国とともに、戦争を行えるようにしようというのです。戦争ができる国になれば社会や経済も根底から変わらざるをえません。人の生き方も変えられてしまうでしょう。
私たちはこのような憲法の改悪に反対します。むしろ今こそ、日本国憲法の思想を、社会や職場、そして世界へと広げたいと思います。そのために「憲法行脚の会」を立ち上げ、多くの人々とひざを突き合わせて語り合い、憲法の意義を再確認するとともに、これから何をなすべきなのか、ともに考えて行きたいと思います。
多くの皆さんのご協力とご支援、そして積極的なご参加をお願いいたします。
2004年6月4日
「憲法行脚の会」結成呼びかけ人
落合恵子
姜 尚中
佐高 信
城山三郎
辛 淑玉
土井たか子
三木睦子