目次
序言
第1部 水田利用の地域的展開
第1章 はじめに─水田フル活用政策の諸相─
第2章 北海道水田農業の特徴と良食味米産地の実態
─統計分析と上川中央・比布町での実態調査より─
第3章 都府県における稲麦経営に関する統計分析
─主に北関東・北九州の二毛作地帯に着目して─
第4章 茨城県における飼料用米の作付拡大と水田作経営の行動
第5章 栃木県における水田二毛作の再編と担い手
─非主食用稲の導入による表作への影響に注目して
第6章 新潟県における水田園芸導入の実態と課題
─稲作と枝豆の相克─
第7章 瀬戸内地方における水田二毛作の存立構造
─岡山県と香川県の比較分析─
第8章 北部九州における水田二毛作の到達点と課題
─福岡県における麦類作付に焦点を当てて
第9章 南九州における水田二毛作の存立条件
─宮崎県における稲飼料二毛作に注目して
第2部 水田フル活用政策の歴史的比較
第10章 1970-80年代の水田農業政策
─生産調整政策の形成過程─
第11章 米生産調整政策の展開と労働力流動化政策
第12章 1970~80年代の水田農業生産力 渡部岳陽
第13章 1970-1980年代の水田農業における
農業生産組織の動向とその後の展開に関する統計分析
第14章 おわりに─水田フル活用政策の歴史的性格─