目次
第1章 文学が映し出す大衆の政治観
第2章 『換菓篇』の「不敬」事件
第3章 日本近代文学におけるメディアの勢力
第4章 児童書統制と戦時下の児童書出版の実態
第5章 世界文学としての日本語詩
第6章 中国のネット小説とその中の「日本」
第7章 西田季子『歌集やまばと』をめぐる旅
第8章 アイヌ民族における同化と民族主義
第9章 小田実『玉砕』の射程
第10章 松本時代の木下尚江
第11章 福永武彦『風土』の「時空間」
第12章 田中智学の日本国体の論説と宮沢賢治に対する影響
第13章 ユン・ヒョンソクの「良い日」は韓国に訪れたか
第14章 中国のエミリー・ディキンソン? 余秀華について
第15章 フェミニズムと文学の普遍性