目次
Ⅰ 燦然たる黎明
燦然たる黎明
間奏曲、ただ一度だけの黄金
「生活者」が「運動者」となるとき
「労働」としての〝文学〟
「やさしさ」と「憎しみ」
Ⅱ 生命の秘儀
青春の第一次史料
「歴史の著作権」は誰にあるか
「青春」の秘儀、精神の「性愛」
荘厳の書
「私小説」から/「私小説」を超えて
Ⅲ 資本主義の彼岸へ
〈女たち〉から個個人の「連帯」を──
資本主義の彼岸へ
人が人であり続けるための闘い
〝いわれなき「差別」〟とは何か?
「ほんとうの怒り」の美しさについて
Ⅳ 闘いこそが民の「遺産」
日本の擬似〝近代〟の形
人を「直接行動」から隔てるもの
覚醒を促しつづける「声」
闘いこそが民の「遺産」
Ⅴ 天皇の影の下に
「美しい文章」は、きょうもまた、なお──
「転向」と「玉砕」──沖縄の友への手紙
天皇・死刑・人権
「世界」を縦に切ることと横に切ること
「贖罪」の功利性をめぐる、簡略な覚書
Ⅵ そして、私たちは──
人が「世界」と出会うということ
ただ一冊の「本」
引かれた線の、こちら側の「幸福」
「正しく偏る」ということ
愛と友情の「歴史」
私たちはどんな「世界」に生きたいのか
自註ノート
後 記──四半世紀ののちに