目次
序章
1 ギロチンの発明
2 フランス革命期のギロチンと死刑
3 ギロチン狂い
4 しゃべる頭と歩く胴体
5 伝統の盛衰
6 博物館、お祭り広場、収集家のギロチン
7 ヴィクトル・ユゴー、エクトル・ベルリオーズと死刑囚
8 ギロチンに魅せられた殺人芸術家
9 ギロチン諷刺劇
10 ゲオルグ・ビュヒナーとアントワーヌ・ヴィールツのギロチン・ロマン主義
11 死の物語──アーヴィング、デュマ、ジャナン、シュー
12 文学者たちの証言
13 ドストエフスキーの『白痴』
14 フランス革命の小説
15 火あぶりになったギロチン──ヴェリエ・ド・リラダンのギロチン・ノスタルジア
16 キャバレー、グランギニョール、ブロードウェー
17 アナーキスト対ギロチン
18 『ファントマ』と悪の勝利
19 サイレント映画におけるギロチン
20 格言家、詩人、劇作家
21 ナチのギロチン
22 ギロチン、新世界へ行く
23 死刑廃止運動──実存主義者と映画作家
24 神出鬼没のギロチン
25 フランス革命とギロチンをめぐる最近の戯曲と映画
26 言葉とイメージを結ぶギロチン終章──辞世の言葉、末期の振る舞い
訳注
訳者解説
参考文献
索引