目次
古代
摂関期の武人と貴族
摂関期における武者の「優免」
「王朝国家軍制論」の擁護
「王朝」観念と"貴族道"
嫁取儀礼の成立
一〇世紀の貴族社会における狩猟
平安貴族の新宅・移徙の儀について
平安貴族と「ゐなか」
平安・鎌倉期の出産儀礼と公武
武士と触穢に関する覚書
五体不具穢とは?
相撲・相撲人と武芸・武士
牛車をめぐる対話
一〇世紀後葉地方軍制の一齣
中世
武士論の成果と課題
平安末-鎌倉時代の摂関家と武家勢力
文士と武士
貴族はいかにして生き残ったか
里内裏について
建武政権による元代仏教導入の試み
室町幕府将軍御台被官と附庸奉公衆
室町殿「公家化」の儀礼空間
伊勢国司北畠氏は「公家・貴族」か
公家と武士のキメラ
「坂東武士」のイメージ
「武士団」という語の成立について
後鳥羽上皇や有力廷臣の笠懸などの武芸と馬場
近世・近代
近世前期、「首都」江戸の京都文化の摂取に関する考察
萩藩毛利家における公武婚
公家の震災復興と大名家
華士族身分と「家」意識
麝香間祗候の役割
武士の国際比較
中国における文と武
武と文
武士と中国文化
「白馬の禍」からみる中国古代史の文武関係
八-一〇世紀の東アジアにおける「自立する「武」」の台頭とその行方
西洋の騎士と王権の関わり