目次
大原孫三郎の田園都市構想と倉敷の都市計画
大正期京都のロマン主義と竹久夢二
建築構造学者・田辺平学とその時代
兼岩伝一の都市計画思想
坂倉準三が戦時下で思い描いた「輝く都市」
一九〇〇年代から一九一〇年代の建築規則が求めたこと
神戸市塩屋における外国人住宅地の開発と変容
近代鎌倉の道路整備にみる「観光」と「住みよさ」の相克
巡礼と郊外
台湾のヒルステーション
郊外は空想の跡か、残滓か
戦災都市における復興構想と神戸の都市計画
闇市転生を「空想」する
戦後期横須賀における米軍属と地域住民
昭和三〇年新潟大火の都市復興
戦後岐阜市における繊維問屋関連企業による従業員住宅の建設
大阪新田地帯の近代
大阪・船場の改造と都市建築
日本統治期の台湾における武徳殿の建設
台湾の伝統的環境におけるエッジとノードとしての「曉江亭」の空間構成
戦後沖縄における〈空間計画〉の夢と現実
明治期築港が目指したもの
近代京都の道路拡築事業と町
台湾蘭陽平野における日本統治時代の地域開発
「京城」における幹線街路網建設