目次
万国博覧会という、世界を把握する方法
万国博覧会と「ピアノ」の誕生
新興産業としての七宝業と博覧会
勧農開物翁の幕末・明治
万国博覧会とオスマン帝国人の世界観
渋沢栄一と万国博覧会
国際博覧会の歴史に博覧会国際事務局〈BIE〉が果たした役割
フランスと一九二八年国際博覧会条約
紀元二六〇〇年記念日本万博の計画とその周辺
戦時宣伝と写真壁画
万博日本館にみる「展示デザイン」の変遷
ポストコロニアル時代のアイデンティティ・ポリティクスと万国博覧会におけるフィリピン館一九五八~一九九二
一九七〇年大阪万博の基本理念
昭和天皇と万国博覧会
リニアと原爆
大阪万博における企業パビリオンのブループリント
一九七〇年日本万国博覧会における仏教的造形物の役割
一九七〇年キリスト教界における戦後主体性論争
建築家と万国博覧会
一九七〇年日本万国博覧会の先進性と評価をめぐって
万博に戦後史を読む
沖縄国際海洋博覧会と沖縄観光
展示装飾業からディスプレイ業へ
万国博覧会に関する来場経験者の長期記憶
物語作りとデザイン
博覧会の「ゆきさき」を考える
万博における中国要素〈プレゼンス〉
万国博覧会の遺産としての博物館
近代博から現代博への運営システム転換一八五一~二〇一七