目次
音楽と文学との対話 音楽と詩との対話 カルメン 牧神の午後への前奏曲 ドン・ジョヴァンニ オテロ ファウスト ヴェニスに死す 死人の家から 大地の歌 エレクトラ 魔王 月の光 マタイ受難曲 作曲者への私信 《火刑台上のジャンヌ・ダルク》をめぐって ヴァレリーと音楽 プルーストと音楽
表現の場 モーツァルト断想 私とベートーヴェン
出会いの旋律 音楽をめぐる十二の変奏 ピアノの魅力 魔法の楽弓 セイレーンの歌 詩と音楽 苦悩を通じて歓喜を 音楽の楽しみ 劇と音楽 バッハへの接近 指揮者たち 四つの声 音楽家と生 音楽における現代
音楽の魔 出会いの構図 音楽と絵画 合奏の劇 内面化の道 現代性をめぐって 指揮者の魔性 伝統の受容 グルダの課題 成熟について オペラ歌手Xへの手紙 伝統の魔 歌い手の芸 バッハ変容 音楽と精神 新しい音 オーケストラの生理 民謡について 指揮者Xへの手紙 音楽とエロス 聴衆について 作る・弾く・聴く 音楽と音楽家 ある作曲家への手紙 ベーラ・バルトーク 武満徹についての若干の感想
ヨハネの微笑 受難の思想 《マタイ受難曲》をめぐって 巨大な森 復活への渇望 虚空に開く花 内面世界の抒情性 神秘的な実在への接近
音楽の表情 レコードへの招待 ピアニストの不安 指揮の現在 伝統と意識 生活と音楽 バルトーク生誕百年 音楽のみなもと 音楽のドラマ 官能と劇 古典の新しい受容 オリジナル楽器 二つの「魔笛」 ポゴレリッチとヨー=ヨー・マ
音楽の風景 武満徹をめぐって 武満徹論 現代音楽をめぐる雑談
雪のなかのアダージョ いま、なぜ「演出」の時代か 『冬の旅』をめぐって 『マタイ受難曲』沈黙の深さ 雪のなかのアダージョ 柴田南雄自然体の知性
解説 思考するための音楽