百句百話

中原道夫（著）

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詳しい情報

出版社: ふらんす堂(2013-08-01)

単行本: 203 ページ

ISBN-10: 4781405762 ISBN-13: 9784781405766

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紹介

◆ 標本に動員の針休暇果つ今年の梅雨季は虫ピンが底を突くほど、久し振りに展翅に精を出した。（略）展翅に現を抜かすのは、翅を展く毎に顕れる意匠と色彩の驚きにあろう。これほど造化の神が気を入れて愉しんだ世界ははっきり言ってない。小林秀雄は何故言わなかったのだろう。〝花は美しい。しかし蝶の前ではどんな花も色褪せて見える〟と。

前書きなど

◆一〇〇句の宇宙自句自解は謂わば〝蛇足〟のようなものである。（著者）「蛇足」とは記憶であり、深淵であり、細部であり、解体と創造である。

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