目次
新範囲攻略・2級の勘定科目
出る順仕訳
1日目 「固定資産」
2日目 「引当金」「有価証券」
3日目 「株式の発行」「手形・電子記録債権」
4日目 「商品売買」「消費税」
5日目 「法人税等」「剰余金の処分・欠損の補填」「現金預金」
6日目 「本支店会計」
7日目 「合併・買収」「研究開発費」「その他」
復習(翌日)
復習(1週間後)
復習(3週間後)
本試験対策
前書きなど
はじめに
近年の脳科学の発展には目覚ましいものがあります。
ドイツの心理学者・エビングハウスが行った実験によると、
人が覚えたことを忘れる速度を表にまとめると(忘却曲線)
人によってほとんど違いがないそうです。
忘れてしまった事柄は、
脳からなくなってしまったわけではないので、
2度、3度と同じことを行うと、
着実に脳に定着していきます。
しかし、同じことを闇雲に行えばいいというわけではありません。
では、どのようにして記憶を定着させていくことが、
脳科学的に合理的な方法なのでしょうか。
1.アウトプットをすることで、
脳は重要なことだと認識し、記憶する
2.視覚的に理解することで、長期記憶に入り、
いつでも思い出すことができるようになる
3.寝る前に学んだことは、
寝ている間に頭の中で整理され、記憶に残せる
4.復習のタイミングは、忘却曲線を考慮し、
翌日、1週間後、3週間後が合理的
人間は、脳で記憶し、脳で考えるのですから、
脳科学的に合理的な方法が良いに決まっています。
そこで本書は、翌日には同じ問題を、
1週間後には数字だけが異なる問題を、
そして3週間後には問題文が異なる同じ内容の問題を
解けるように用意し、
アウトプットを前提とした学習を実現しました。
さらに、すべての取引にイラストを入れ、
視覚的に場面を理解できるようにしました。
また、1日の終わりには、
その日に勉強した「仕訳から取引の内容を言う」という
『夜寝る前に』で頭の中を整理してもらえるようにしました。
さらに、過去の出題傾向を分析し
『出る順』という形でアウトプット上、
重要なものから学んでいく形にしています。
これなら「仕訳を覚えなきゃ」と苦労していたあなたの脳に、
確実に浸み込んでいくはずです。
さあ、もう苦労して仕訳を覚える時代は終わりです。
本書で、脳科学的に合理的な方法で簿記を理解し、
仕訳をマスターして、合格の栄冠を勝ち取りましょう!