目次
宗教学とイスラーム研究
スーフィズム・聖者信仰複合論再考
イスラームの外へ
井筒俊彦の酔言理解
井筒俊彦のヴェーダーンタ哲学理解とその現代的意義
陳舜臣訳『ルバイヤート』
マニ教研究概説〈二〇一一年-二〇年〉
法的宗教としてのユダヤ教とその現代的変容
愛の等しさ
ヤーコプ・ベーメと「宗教経験からの論証」
エックハルトにおける神性の形而上学
イスラーム禁欲主義における愛
イスラーム神秘主義黎明期における聖者論
フルーザーンファル著『マスナヴィー注釈』を通してみる『マスナヴィー』の神秘主義的背景
シーア派におけるイマーム観と神観
ラーズィーの『飾りの書』における一ハディースについての覚書
ヌサイル派源流思想研究のための予備的考察
十二イマーム・シーア派参詣〈ズィヤーラ〉論におけるイマーム親族
シーア派における一時婚
イバード派の内と外
クルアーンにおける「二度の生死」
イブン・ハズムの法理論における啓示と理性の調和
解放選択権をめぐるハディースと法学説の展開についての一考察
覚え詩作りに興じるマムルーク朝期のウラマー
ムハンマド・アブドゥの「教育」思想
現代的「イスラーム法」治国家の可能性
カンボジアのチャム人ムスリム
ドゥーナシュ・イブン・タミームとギリシア天文学知による神の存在証明
「イスラーム的知」の形成
哲学書としての『医学典範』
原子論的存在論の遠い道のり