北朝鮮と人間の安全保障 (慶應義塾大学東アジア研究所叢書)

小此木政夫（著）小此木政夫（編集）礒﨑敦仁（その他）

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詳しい情報

出版社: 慶應義塾大学出版会(2009-03-31)

単行本: 292 ページ

ISBN-10: 476641604X ISBN-13: 9784766416046

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紹介

▼核開発・食糧難・脱北者問題などで揺れる北朝鮮。▼その知られざる実態と、人道支援など周辺国との関係を、「人間の安全保障」の観点から日韓の第一線の研究者たちが分析・展望した注目の書。

序——「人間の安全保障」と「国家の安全保障」　　　小此木政夫第Ⅰ部　「人間の安全保障」と北朝鮮第1章　「人間の安全保障」の根本的主張　　　　　——国連報告書の再検討　　　野中健一第2章　統制社会の北朝鮮——監視と動員　　　礒﨑敦仁第3章　終わりなきジレンマ　　　　　——主権、透明性、そして国際協力の展望　　　スコット・スナイダー（訳：阪田恭代）第4章「人間の安全保障」論の北朝鮮問題への適用可能性　　　神谷万丈第Ⅱ部　「人間の安全保障」論の諸側面第5章経済改革と経済実態の変化　　　三村光弘第6章食糧事情——生産・供給の問題と消費　　　今村弘子第7章　脱北者問題——「駆け込み」の意味を中心に　　　礒﨑敦仁第7章　「日朝不正常関係」と二つの人道問題　　　　　——帰国者、日本人妻問題の背景と課題　　　李泳采第Ⅲ部　日韓両国の対応——政府とNGO第9章　日本政府の「人間の安全保障」政策　　　　　　——人道支援から経済制裁へ　　　李鍾国第10章日本のNGOによる北朝鮮人道支援の現況と展望　　　李泳采第11章　韓国政府の人権政策——「進歩10年」の回顧と展望　　　崔喜植第12章韓国政府とNGOによる人道支援　　　辛貞和　

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