紹介
▼19世紀の世界情勢を生き生きと伝える、わが国はじめての世界一周旅行記、大エンサイクロペディア。近代の日本と世界を知るための必読書とされながら、重厚な訓読文に阻まれ実際に読むのは難しかった名著の現代語訳普及版。 →普及版の特長は詳しくはこちらへ →函入り上製版・全5巻セット(分売不可)へはこちらから▼産業革命の最盛期におけるイギリスを巡る120日余の旅。経済(シティ)・政治(ウェストミンスター)の中心都市ロンドンで交易・商業の重要性を痛感し、造船所・蒸気車工場・炭坑・製鉄所・紡績工場など、五十か所近くにおよぶ各地の製造工場に世界に誇る英国の富強の源を見いだし、スコットランドの風光に心やすらぎ、しばしの憩いを得る。「遅れてきた青年」日本の切ない思いも吐露される。 【行程】ロンドン→ポーツマス→リヴァプール→マンチェスター→グラスゴー→エディンバラ→ニューキャッスル→シェフィールド→バーミンガム→チェスター…等
目次
第2巻 イギリス編第21章 イギリス総説第22章 ロンドン市総説 明治5年7月13日から14日第23章 ロンドン市の記 上 7月15日から30日第24章 ロンドン市の記 中 8月1日から10日第25章 ロンドン市の記 下 8月11日から26日第26章 リヴァプール市の記 8月27日から29日第27章 リヴァプール市の記 8月30日から9月1日第28章 マンチェスター市の記 上 9月2日から3日第29章 マンチェスター市の記 下 9月4日から6日第30章 グラスゴー市の記 9月7日から10日第31章 エディンバラ市の記 9月11日から14日第32章 ハイランド観光の旅 9月一五日から18日第33章 ニューキャッスル市の記 上 9月19日から20日第34章 ニューキャッスル市の記 下 9月21日第35章 ブラッドフォード市の記 9月22日から25日第36章 シェフィールド市の記 九月二六日から二九日第37章 スタッフォード州とワーリック州の記 10月1日から2日第38章 バーミンガム市の記 10月3日から6日第39章 チェシャー州の記 10月7日から9日第40章 ロンドン市後記 10月10日から11月15日