目次
序章 変わりすぎるイタリア政治、変らなすぎる日本政治──小選挙区制型の政党連合戦略
第I部 小選挙区制型の民主主義
1章 戦後民主主義のバージョン・アップ──政治改革とは何だったのか
2章 選挙制度改革と政界再編──イタリアと日本における「民主制の民主化」
第II部 小選挙区制導入後のイタリア政治
3章 イタリアにおける小選挙区制導入と二大勢力化──1994年総選挙から2001年総選挙まで
4章 中道左派政権の復活
第III部 小選挙区制導入後の日本政治
5章 与党版「オリーブの木」の勝利──2000年総選挙
6章 なぜ野党は選挙で政権を取れないのか
7章 マニフェストと政権選択選挙──日本2003年総選挙とその後
8章 自民党の小泉化は何をもたらすか──2005年総選挙
9章 大連立問題を通して考える民主党再建
終章 政権交代のシナリオ──二院制の矛盾と大連立