目次
第一章 過去から未来を照らし、いまを生きる
1 私のヤマトゥ体験
2 芸術は民衆とともに創られる
3 差別をどう克服するか
4 「本土復帰」と「反復帰」をどう見るか
5 同化を越えるものは何か
焦点1 二五年ごとの節目をたどる
第二章 琉球独立の原点―沖縄のいまを語る
1 日本国憲法が機能停止している
2 「オール沖縄」はどうして生まれたのか
3 辺野古新基地建設では何が問われているか
著者から―「内国植民地」と「半植民地」― 松島泰勝
第三章 琉球独立の原点―「命湧く海」に育ち
1 沖縄戦体験に立ち返る
2 沖縄語を話すものはスパイ
焦点2 日本軍「慰安婦」問題を語る
3 アイヌ民族、パラオ、グァムの人たちとの出会い
焦点3 アジア太平洋戦争下のグァム、サイパン、朝鮮、台湾
第四章 琉球独立の思想的課題
1 人権問題を問う
2 自己決定権すら奪われた存在と向き合うこと
3 大阪府警警官の「土人」発言をどうとらえるか
4 「思想の排外主義」とは何か
5 天皇制と天皇について
6 脱植民地化と平和思想を貫いて
7 「コザ蜂起」が原点
著者から―私の「沖縄戦」体験― 松島泰勝
第五章 暴圧に向かう果てに
1 軍事基地沖縄の姿
2 闘いは知恵を出し合い柔軟にして粘り強く
3 主権在民は闘わねば実現しない
4 集団就職の若者の苦闘―琉球独立の原点
5 脱軍事基地を希求する
6 植民地経済は沖縄の自立を奪う
第六章 琉球民族独立総合研究学会について
1 琉球民族独立学会はなぜ誕生したのか
2 排外主義批判をめぐって
第七章 琉球独立は可能か
1 経済的独立を考える
2 現実の取り組みを語る
3 植民地支配を考える
4 中国脅威論をどうみるか
5 非武装中立の琉球連邦共和国を目指す
著者から―琉球と朝鮮― 松島泰勝
第八章 琉球連邦共和国を目指す
1 「自治権強化」か「独立」か
2 琉球独立論争の中心は何か
3 戦後の国連、国際法の動向と琉球独立
4 「琉球独立宣言」について
5 沖縄の取り組みを語る
焦点4 遺骨問題に露呈した日本の植民地主義
6 琉球連邦共和国を樹立する
著者から―フランス革命と「コザ蜂起」物言われぬ民衆が立ち上がることと琉球独立― 金城実
琉球自治共和国連邦独立宣言
あとがき
解説