被差別民たちの大阪近世前期編

のびしょうじ（著）

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出版社: 部落解放・人権研究所(2007-06-01)

単行本: 254 ページ

ISBN-10: 475924221X ISBN-13: 9784759242218

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紹介

「天下の台所・大阪」の成立と発展のなかで、被差別民たちはどのように生きたか。『大阪の部落史』編纂過程で収集された膨大な史料を読み解き、多様な被差別民の実像を活写する。元禄期までを描く近世前期編。

はしがき凡例第一話………戦国期和泉国の被差別民　12 第二話………文禄期河内国更池かわたの実相　30 第三話………一六世紀中期畿内「かわた」仲間の実像 ●　再び文禄期河内国更池村かわたの実相によせて　45 第四話………難波村時代の渡辺村 ●寛永〜元禄　59 第五話………和泉国三昧聖の仲間組織　73 第六話………天王寺長吏文書の伝来と初期長吏　90 第七話………形成期の大坂四ケ所　107 第八話………元禄期の悲田院垣外と大坂三郷　　　　　●元禄一一年宗門帳の分析　124 第九話………村方非人番の成立　141 第十話………岸和田藩かわた役と皮場制　153 第十一話……一六・七世紀の旦那場諸相　165 第十二話……「生類憐み令」期の豊富な史料　180 第十三話……太鼓を生み出した被差別民　192 第十四話……河原寺が生まれるまで　208 第十五話……針灸異説をめぐる騒動と三昧聖　223 註　240 図表一覧　250 あとがき　251

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