ゆっくりさんさんのコメント 2020/02/24
2巻。氷川屋さんがあんなに黒いとは思わなかったので驚きです。棗さんも了然尼さんも美味しいと言っていたお菓子舗ですから良い人が経営しているのかと思っていました。唯一しのぶさんの存在が救いで、良く気が利き身内の性情うを理解し周りとの調和力に優れた娘さんだと思います。相変わらずの安吉を発端とした今回の競い合い。身勝手で出ていった安吉に周囲は何度もチャンスを与えてくれます。自身の開店準備で忙しい辰五郎とそれを手伝う市兵衛、体調を崩したおまさや大人顔負けの気遣いができる郁太郎と心優しい亀次郎、厳しいけれど決して見捨てない九兵衛。これらの人たちをこれ以上に困らせたら読み進めるのが辛くなるところでした。さすが久兵衛さんスパッと決めてくれスッキリこれからの棗さんを応援していけます。菊のきせ綿食べてみたいな。