目次
Ⅰ 不調和なもの──「これまで書かれなかったものを読むこと」
汲み尽くせぬもの、あるいは想像力による認識
われわれの時代の遺産──アトラス『ムネモシュネ』
内臓的なもの、星辰的なもの、あるいは、いかにして羊の肝臓を読むのか
通約不能なものの狂気と真理
蒐集のための図表/盤、世界の分割
ヘテロトピア、すなわち違和感の地図製作
豹、星辰天、天然痘、染み
Ⅱ アトラス──「苦悩の世界全体を支える」
世界の重荷の下で屈曲する巨人
追放された神々と苦しみの知
悲劇の残存、不安な悦ばしき知の曙光
「理性の眠りは怪物を生む」
イメージの観点からの人類学
混沌の見本化、あるいは現象の詩学
起源の点と親和性の場所
アトラスと放浪するユダヤ人、あるいは貧困の時代
Ⅲ 惨 禍――「世界の解体、そこに芸術の主題がある」
文化の危機と現代の「魂の戦い」
実証主義の爆発、あるいは「ヨーロッパの諸学の危機」
戦争を前にしたヴァールブルク――カードボックス一一五~一一八
爆発の地震計
惨禍の再来に関する動向の図表/盤
イメージのアトラスと包括的な視線
無限なるもの、あるいは再‐モンタージュへの知識
原 注
書誌インデックス
解説 ディディ = ユベルマンの前で──『ムネモシュネ・アトラス』の読解可能性 伊藤博明
人名/著作名/美術作品名 索引