聖バルトロマイの皮: 美術における言説と時間

チェーザレセグレ（著） Segre,Cesare（原名）教行, 甲斐（翻訳）

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詳しい情報

出版社: ありな書房(2005-07-01)

単行本: 206 ページ

ISBN-10: 4756605877 ISBN-13: 9784756605870

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紹介

時間の中を直線的に流れる言語芸術と、空間の中に展開する造形芸術。二つの異なる体系を共通の規則によって記述しうるような記号学理論の構築をめざして、言語学、論理学、図像解釈学の交錯する宇宙に、言語から美術への、美術から言語への転換可能性が問われる。言語で語られた物語や象徴が絵画に描かれるとき、文化的慣習の結合によって「統辞法」が成立し、美術批評家が絵画について言語で語るとき、美術固有のマチエールはレトリックの暗喩を通じて感官に訴えかける。

序第１章　未来への記述——レオナルド・ダ・ヴィンチ第２章　心的事象としての動的効果第３章　形象芸術批評におけるメタ言語作用とメタ言説第４章　文学の言説と形象の言説第５章　ムカジョフスキーの受容理論と断片性の美学第６章　廃墟の言語学と詩学原　　註文献一覧初出一覧あとがき人名／著作名／美術作品名　索引

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