目次
序章『歎異抄』と現代の課題
1.『歎異抄』の現代性
2.現代の課題
科学的世界観と唯物論
無神論・実存思想・ニヒリズムと自己意識的自我
思考としての信
3.へルマン・ベックの仏教論
第一章 「一人」について
1.親鸞の「一人」とシュタイナーの「自己意識」
2.民族性と人類の歴史的課題
3.補足的考察
4.まとめとして(シュタイナーの視点から)
第二章 「悪人正機」について
1.「悪人」とは誰か
2.「悪人」と「一人」
3.「悪人」の歴史性
4.三願転入について
5.懺悔について
6.煩悩について
7.まとめとして(シュタイナーの視点から)
第三章 「他力」について
1.「他力仏教」の歴史的意味
2.「摂取不捨」の構造
3.「即得往生」の構造
4.「時」の問題
5.まとめとして(シュタイナーの視点から)
第四章 浄土について
1.親鸞の阿弥陀仏
〈阿弥陀仏の二重性〉
〈方便法身の特異性〉
〈本尊としての方便法身〉
〈信心獲得と不退の位〉
〈キリスト教との比較〉
2.親鸞の浄土
3.親鸞の宿業
4.シュタイナーの視点から
〈シュタイナーの仏教観と『歎異抄』〉
〈シュタイナーの天国・地獄観と『歎異抄』〉
第五章 まとめ