目次
概説-エスニシティと環境 環境文学とエコクリティシズムの現在
アフリカ系アメリカ文学とオルタナティヴ・ランドスケープ
ネイティヴ・アメリカンの文学
アジア系の文学とアメリカの自然と風景
「ホームランド」の回復
カリブとアフリカの文学とポストコロニアル・エコクリティシズム
映画・音楽・アート
汚染と身体 汚染された大地の身体
乳房切除と黒人エコフェミニスト・レズビアン詩人
ポスト・パストラル、化学薬品汚染
環境汚染の中を生きる愛
チカーナの身体の回復とコミュニティの継続
農業労働者の身体と抵抗のディスコース
身体のトラウマとメモワールの文体
原爆製造と土地の簒奪、語りによる歴史の回復
出産の科学的語り
被爆と身体
自然の再発見 失われたエデンとゴシック・ネイチャー
自然と先住民の神話的伝統社会とその崩壊
自然と神話世界への回帰
故郷の喪失/再発見
山水画、旅
父権に抗う官能と自然
自然界における人間の生存
自然と植民地主義 コロニアル・パストラルを撃つ
研ぎ澄まされる感性、深まる内省
土地収奪と農村開発
自覚がもたらす環境への二重意識
鉄路と水路、トポスとしてのアストラン
土地と絆の回復、自然との交感
土地の歴史と喪失 砂漠における収容所体験
喪失感/カナダの自然
土地喪失と共同体崩壊、和解と再生への部族的ナラティヴ
ユダヤ人作家マラマッドの西部と自然
観光産業と民間信仰のはざまで
土地・共同体への搾取と暴力への抵抗のナラティヴ
土地簒奪(強制移住)
いきものを語る 癒しの「東洋」、神秘の「自然」
緑のカオス
田園のいきものたち
不思議、変化、生と死
動物と人間、イマジネーション、魂
野生動物保護、絶滅危機、動物と人間との関係
サイエンス・ジャーナリズムという「文学」
食と農業 ミシシッピの農業的不公正
アグリカルチュラル・ヴォイスの原理
子どもの視点から浮き彫りにされる移民農民の苦闘
遺伝子組み換え作物と多様性
ほか32編