無為の共同体―哲学を問い直す分有の思考

ジャン=リュックナンシー（著）西谷修（翻訳）安原伸一朗（翻訳）

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出版社: 以文社(2001-06-15)

単行本: 291 ページ

ISBN-10: 4753102157 ISBN-13: 9784753102150

このところ「国民国家論」が興味を持たれていますが、本書はこの討論の先にある「共同体」とは何かを根源的に問うものです。アイデンティティとその帰属をめぐる問題です。

第一部無為の共同体第二部途絶した神話第三部「文学的共産主義」第四部〈共同での存在〉について Ⅰ　(〈共同での存在〉について) Ⅱ　(〈共同での〉の意味) Ⅲ　(〈共同での〉ということ) 第五部有限な歴史私たちの共通の果敢なさ（日本語版のために）〈分有〉、存在の複数性の思考－あとがきに代えて