目次
■はじめに
第1章……生きる意義を見失っていた震災前
■私が生まれ育った町、大槌
■大病続きの人生
第2章……大槌町の新聞を作りたい
■津波が襲った日
■素人が「大槌新聞」を創刊
第3章……地域メディアミックスに挑む
■人口1万人の町だからこそ
■選挙で状況が一変する
第4章……中断された震災検証
■調査不足だった初回の検証
■二度目の検証をしたけれど
■記録誌は「検証」ではない
■誇れる民間のアーカイブ
第5章……解体された大槌町旧役場庁舎
■保存から一転、解体へ
■解体に熟慮を求めた住民
■訴訟にまで発展した末に
第6章……本当の復興はこれから
■課題はいろいろ
・縮むまちづくり
・官民連携の難しさ
・地域情報はコミュニティの基礎
■地方自治の現実と可能性
・町役場で相次ぐ不祥事
・議会好きだからこそ言いたい
■復興とは何なのか
・税金の無駄にならないために
・古くて新しい、お祭りの力
第7章……創造的メディアをめざして
■大槌新聞とマスコミとの違い
■いつか絶対良くなる
■おわりに