目次
刊行にあたって
PART 1 青年海外協力隊とは
青年海外協力隊って何?/どこで、どんな仕事をしているの?/派遣職種と派遣実績/まずは「募集要項」を入手しよう/募集要項を読み、募集内容を知ろう/募集要領(例)/応募から帰国までの流れ
PART 2 応募と選考に備えて
応募の心構え/応募の際にしておくこと/「1年派遣」の制度とは?/「現職参加制度」とは?/「現職教員特別参加制度」とは?/関連情報はこうやって集めよう/応募日程について/職種の決め方/過去2回の職種別選考状況表/選考の概要/重要! 応募書類の書き方/選考の趣旨/選考の日程
PART 3 健康診断
健康診断が重要視されるわけ/問題なのはどんな病気?/健康診断にみる最近の傾向は?/健康診断の受診と「健康診断書」(1次選考)/問診・「健康に関する質問書」と歯科検診(2次選考)
PART 4 選考その1(全受験者共通)
1次選考(筆記試験)/2次選考(個人面接)/2次選考(技術面接)/2次選考(実技選考)/登録制度について/派遣に関する確認
PART 5 選考その2(職種別)
隊員を志望する皆さんへ(全職種共通)/作物の栽培管理分野/畜産分野/村落開発普及員/植林、森林経営/水産分野/加工部門/電気関連分野/自動車整備/建築分野/土木分野/保健衛生分野/看護師、助産師、保健師/理学療法士/家政/料理の隊員/婦人子供服/音楽の隊員/理数科教師/日本語教師/小学校教諭/保育士、幼稚園教諭/青少年活動/環境教育/コンピュータ技術/スポーツ部門
PART 6 試験に合格したら(逆にもし不合格だったら)
協力隊の訓練とは?/平成15年度派遣前訓練日程表(参考例)/技術補完研修で要請に見合った研修を/協力活動と現地生活/不合格だったら再チャンスはあるか?/帰国後の進路について
コラム
音楽の価値の再発見/協力隊参加は長い人生のひとコマ/応募にあたって悩んだこと、障害になったこと/不安を感じてもメリットに期待/現職参加の自覚と責任を/職種はどうやって決めましたか?/協力隊で培った処世術/新卒参加の弱みを強みに変えて/まずは相手を知ることから/人生を創造することのすばらしさ/私はこうやって選考をパスしました!/2次選考(面接・健康診断)で準備したこと、気をつけたこと/応募者の皆さん、頑張って!/私の選考突破の秘訣/“熱いココロ”で何度も挑戦!/派遣中にクーデターを経験して/現地の人と持ちつ持たれつの関係/重い工具に仲間のガンバリを見た/協力隊日誌/協力隊活動で身についたもの/国境を超える音楽の楽しさ/任地の人との人間関係について/現地では山あり谷あり/教育と国づくり/協力隊の訓練あれこれ/現地生活あれこれ/帰国後の進路については早めに情報収集を!
あとがき
関係機関連絡先一覧
関連ホームページ一覧
OB・OG出版本の紹介
過去問題
前書きなど
この本『やってみよう国際協力 青年海外協力隊ベストガイド—応募にそなえて—』は、海外ボランティア活動を目指して、青年海外協力隊員を志望し応募しようとする皆さんを、主な読者の対象としています。 協力隊員の選考は、ボランティアとして海外協力活動に参加したいと希望する皆さんが、協力隊員として、通常2年の活動期間を、途上国側から要請された任務に、ボランティア性を発揮しつつ、健康で、かつ、持てる知識・経験・力量を存分に活かして活動できるか、「適性を判断する」のが趣旨です。それには、協力隊員の現地活動はどういうものか、協力分野や職種によってどのような特色があるかを正しく知っていただき、協力隊に参加するには、どういう勉強と準備が必要かを、しっかり理解していただくことが望まれます。 この本は、協力隊とは何か、応募の心構えから、選考の趣旨・内容、特に健康診断、1次選考の筆記・2次選考の面接にどう備えるか、合格後の訓練・派遣、現地活動や帰国後のことなどについて記述しています。したがって、単なる受験参考書にとどまらず、国際ボランティアを志す方々へのガイドブック、あるいは国際協力、国際交流を考える際の情報提供にもなり得ると思います。 企画・執筆者は、協力隊員として参加し活動した経験者である隊員OB、OGが中心です。編集にあたっては、協力隊事業の身近な支援者の方々に、ご協力とご助言をいただきました。 協力隊の事業は、特に現地での協力活動の進め方、あるいは帰国後の進路・方向付けなどには、隊員自身の経験と力量だけでは対応が難しいさまざまな問題・課題があり、そのため支援者の存在は貴重です。この本についても、豊富な経験を持つ多くの支援者・OBの方々に、ご協力とご助言をいただいたゆえんです。(後略)刊行にあたって 編者