インドの不可触民 (世界人権問題叢書)

小谷汪之（編集）

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詳しい情報

出版社: 明石書店(1997-10-15)

単行本: 449 ページ

ISBN-10: 4750309753 ISBN-13: 9784750309750

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紹介

インドにおける代表的被差別民＝「不可触民」。『叢書　カースト制度と被差別民』での成果をベースに，現代日本の第一線のインド史研究者の論文を収録。「不可触民」の形成から今日までを辿る本格的通史。

第１部　歴史における不可触民差別　古代インドの差別と中世への展開［山崎元一］　南インドの史料に見る不可触民—タミル語刻文を中心に［辛島昇］　ムガル時代北インドにおけるチャマールと国家の支配［佐藤正哲］第２部　イギリス植民地支配下の不可触民　植民地支配下における不可触民の法的地位［小谷汪之］　不可触民の職務と得分—マハール・ワタンをめぐる紛争と論争［小谷汪之］　原皮流通の変化と「皮革カースト」［押川文子］／ほか第３部　不可触民解放運動の展開　不可触民解放運動の現状と課題［内藤雅雄］　ケーララにおけるティーヤルの「カースト運動」の諸相—英領マラバールを中心に［粟屋利江］　マハーラーシュトラにおける不可触民解放の思想と運動［内藤雅雄］　ジョゲンドロナト・モンドルと不可触民運動［臼田雅之］

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