目次
第Ⅰ部 老いを包む社会
第1章 老いのこころと高齢社会
第2章 エイジングのこころ─人の生涯発達
第3章 引退するこころ─引退期の獲得と喪失
第Ⅱ部 老いのこころのメカニズム─正しい理解とアプローチのために
第4章 情報処理機能の変化─感覚・脳・認知
第5章 忘れやすさと忘れにくさ─記憶と学習
第6章 英知を磨く─知的発達
第7章 パーソナリティとエイジング
第8章 家族とのつながり
第9章 他者との関わりあい
第10章 高齢期のこころの病気
第Ⅲ部 老いて,生きる
第11章 超高齢期のこころ─それぞれの生き方,それぞれの人生
第12章 死にゆくこころ─死生観と死のプロセス
第13章 老いを共に生きるこころ─家族として,援助者として
Column① 年齢差別─エイジズム/Column② 主観年齢と年齢アイデンティティ/Column③ 定年後の夫の「居場所不安」/Column④ 脳の老化を予防する?─脳の可塑性/Column⑤ 年をとると嫌なことは思い出さず,よいことを思い出す?/Column⑥ ブリムの父親のエピソード/Column⑦ 階層的補完モデルと課題特定モデル/Column⑧ 家族関係を包括的にとらえる/Column⑨ 障害を認識することの重要性/Column⑩ 生きがいの多様性/Column⑪ 人の尊厳と死/Column⑫ 死別と悲嘆