目次
仲裁人の忌避事由
裁判とADR判断のインパクト
司法アクセスに関する近時の理念的・政策的動向
弁護士照会に対する報告義務の判断構造
調停に代わる決定の手続的規律に係る総論的検討
労働審判制度の理論と運用
紛争主体間の負担分配から見た訴訟承継主義の限界
「共通の訴訟代理人」に関する手続法的考察の充実に向けて
任意的訴訟担当における授権をめぐって
訴訟承継再論
除斥と忌避の狭間
裁判迅速化法と民事訴訟
固有必要的共同訴訟における訴えの取下げと脱退
訴訟告知の効力について
任意的訴訟担当者の和解権限
法人でない社団の当事者適格における固有適格構成の理論的基礎
権利主張参加の要件について
争点証拠整理のための口頭議論をめぐって
経験則論再考
「裁判官の私知」の利用禁止について
依頼者の死亡と弁護士の証言拒絶権
将来の権利関係の確認請求訴訟における確認対象適格に関する覚書
「不存在の証明」をめぐる事実認定の手法
和解の促進と裁判官の役割衝突
文書提出命令再々考
共通義務確認訴訟の理論的課題
共有物分割の訴えの審理に関する一考察
人事訴訟手続における職権探知主義と自己決定権
訴訟上の和解における瑕疵の主張方法
争点整理手続の過去、現在、未来
「誤った判決」についての一考察
判決理由中の判断の拘束力についての立法史素描
既判力論における実体法的要素について
既判力の標準時について
一部請求後の残部請求の処理
一時的棄却判決に関する覚書
既判力の標準時後の法令変更・判例変更について
物権的返還請求権と口頭弁論終結後の承継人
控訴審における直接主義
送達と再審
民事訴訟法二九六条一項について
確定判決の効力を受ける第三者の救済方法について
金銭執行における預金債権に関する情報の取得について
破産者代理人の財産散逸防止義務
ドイツにおける保護書面制度の近時の展開
請負人の破産と注文者からの相殺の可能性
仮の地位を定める仮処分における債務者の手続保障
事業再生手法としての特定調停について
破産法における「支払不能」概念の検討
開始時現存額主義に関する若干の覚書
執行力と既判力
民事再生手続における集合債権譲渡担保の実行中止命令について