目次
古墳出現背景としての経済的枠組みをめぐって
纒向遺跡そして纒向型前方後円墳への眼差し
箸墓古墳・西殿塚古墳の後円部墳丘上施設
大和古墳群の出現と展開
百舌鳥・古市古墳群の築造時期と階層構成再論
古市古墳群「中・小型主墳」の被葬者の性格
允恭天皇陵古墳の検討
布留遺跡周縁の大型古墳の被葬者像
藤ノ木古墳被葬者の性別をめぐる考古学的考察
横穴式石室の上を覆うもの
畿内地域における終末期大型横穴式石室の変遷
「畿内」における石舞台式石室の画期性
岩屋山古墳の墳丘と石室
滑谷岡と舒明陵
甘樫丘陵の二つの大墓
隋煬帝墓の発見と終末期方墳
八角形墳の基準点と基準線
孝徳朝の終末期古墳の一類型
横口式石槨に関する若干の考察
飛鳥時代の舎利埋納と終末期古墳
安福寺所蔵の夾紵棺
南山城の横穴群の被葬者像
天皇陵となっている古墳の名称
陵墓における英文制札小考
称徳天皇陵の原所在地
開化天皇陵と奈良市街地の古墳
「磯長谷山陵図」と享保の修陵
韓半島倭系横穴式石室に見られる紀伊的様相
宗像地域の中小古墳についての検討
熊本県玉名地域の初期装飾横穴墓
近い陪塚/遠い陪塚/見えない陪塚
東国舎人と後期・終末期古墳
東国における終末期古墳と古代国家への胎動
東国における最終末前方後円墳再考
考古学からみた「里長」の系譜
古墳の墳丘構築と土掘り具
河内政権の成立と百済王家の内紛
ニホツヒメ・住吉大神伝承と紀伊・播磨
古代葛城の馬と牧
「海北」から「海西」へ
『日本書紀』と「帰化」
阿曇氏に関する予備的考察
万葉集東歌の考古学的検討
殯と王権継承
天若日子伝承再考
仏教伝来期の経典とその系譜
境界の寺に関する一憶測
久里双水古墳後円部の経塚
アヨアヨ考
大和の両墓制墓地・惣墓再訪
畿内第5様式土器様式構造の再検討
阿波・勢合銅鐸とその周辺
伊都国にみる水銀朱の入手と使用
弥生・古墳時代における大阪・奈良間の交流ルート
卜骨の伝播と終焉期の状況
古墳時代前期の王宮変遷に関する覚書
古墳前期における丹後の浄水祭祀とヤマト政権
古墳時代の「旗」図文考
集落と「祭場」に関する一考察
建物床面積からみた八世紀の画期
個人別食器の普及と古墳時代
大庭寺初期須恵器の吟味
日韓の軟質系土器と軟質土器の生産
須恵器から見た北摂地域の物流拠点
玉からみた古墳とヤマト王権
三角縁神獣鏡の伝世現象と出土古墳の性格
南北朝時代に保有した鏡
福岡県春日市竹ケ本B遺跡の錨形鉄器
頸甲・肩甲編年再構築のための予備的検討
東アジアの甲冑副葬と古墳時代社会の特質
石州府一号墳の金銅装頭椎大刀
箕谷二号墳出土戊辰年銘鉄刀の「暦年代」
埴輪の母子像
伊勢地域における切妻造家形埴輪と寄棟造家形埴輪
土師の里型囲形埴輪
古墳時代のスパイク状鉄製品と相撲の起源
振り返る犬形埴輪の意匠
正倉院宝物にみる「使用痕」
