目次
日本語とはどういう言語か : 言語論
日本語の手ざわり 日本語の輪郭 日本語とはどういう言語か 日本語の書法 日本語とはなにか 文字とはなにか 日本文化とはなにか 日本文化論再考 日本語のかたち 声と筆蝕 文字と文明 書くことの終焉 時代をかろやかに追走する「丸文字」 丸文字症候群考 当世文字現象考 新字体現象の意味するもの はやる毛筆恐怖症候群 ヘタウマ現象考 言葉に仕える文字、明朝体 ゴチック体の変奏 書き文字考 『文字の宇宙』と現代タイポグラフィ 文字と印刷 肉筆、毛筆、明朝体 近代知識人の手紙考 良寛の楷書ノオト 〈流れ〉消えた近代歌人の書 年賀状の由来と歴史 近代に、書とは何であったか 白隠型と良寛型の競演 芸術家の書 書は、文字の「美的工夫」だろうか 会津八一の書の魅力と限界 「書は人なり」を超えて 書と〈線性〉 文字と字画 日本文字と中国文字 日本の書と中国の書 仮名の形象 仮名の構成 草書体とはなにか 現代楷書論 現代行書論 現代草書論 反書・裏文字・神秘文字 文字形象の進化論メモ 瘦せること、瘦せた書 太い線、肥えること 偽字考 文字の視線 みづみづしからみづくさしへ みづぐきのあとのながれ 書-解体する風景 一枚の書の誕生