目次
著者紹介
第Ⅰ章 概説 解釈学は何のために
第Ⅱ章 解釈学へのアプローチ
1 人間的なものの理解
2 出発点としての言語
3 精神科学と自然科学
第Ⅲ章 解釈学のパースペクティヴ
1 理 解
2 意味──意図されたもの
3 「内なる言葉」
4 解釈学の範例としての翻訳
5 解釈学的循環
第Ⅳ章 解釈学の立場
1 解釈学の歴史について
2 フリードリヒ・D・E・シュライアーマッハー
──文法的解釈および「心理学的」解釈
3 ヴィルヘルム・ディルタイ──生の表現の理解
4 ハンス=ゲオルク・ガダマー──作用史の観点
5 簡単な総括と継続する問い
第Ⅴ章 現在と他者の理解
1 テキストを解釈する
──たとえば、リテルの『慈しみの女神たち』
2 われわれは他なる文化を理解しているか
監訳者あとがき
原 注
文献一覧