目次
第1編 財産法 裁判規範としての民法に関する一考察 伊藤滋夫著. 判決の理由づけに関する若干の検討 平田陽一著. 法人の「目的の範囲」外の効力について 益井公司著. 中間省略登記 山川一陽著. 抵当権と期間の定めのない建物賃貸借の対抗力 野口昌弘著. 濫用的短期賃貸借による抵当権侵害と明渡請求 馬場巌著. 過失相殺の適用拡大の背景と論理 執行秀幸著. 過失賠償と贖罪 小林忠正著. 医療過誤における民事責任 尾中普子著. 医療調査官制度についての一考察 須田清著
自動車保険における搭乗者傷害保険をめぐる判例理論 岡村久道著. 債権譲渡と相殺 徳野剛著. 特定物売買における修補請求権について 辻伸行著. 告知の「遡及効」について 飯島紀昭著. 不当利得法理の一表象 辻田芳幸著. 国際私法における「氏名利用権」序論 清水幸雄著. 不正競争防止法における営業秘密の要件 千野直邦著. 使用者責任と被用者の責任 高梨俊一著. 暴力団活動の法的分析 高橋峯生著. 製造物責任法と企業組織体の違法行為抑止に関する一仮説 麻生利勝著
第2編 家族法 夫婦の氏(姓)に関する意識動向 松本タミ著. 夫婦財産の帰属をめぐって 柴田敏夫著. 渉外離婚にともなう慰謝料算定 古田重明著. 「子のための面接交渉」再論 梶村太市著. 面接交渉権 山口国夫著. 財産分与・相続放棄と要素の錯誤 高森八四郎著. 財産分与を巡る譲渡所得課税の一考察 井上隆司著. 代理母に関する法律問題 小島二郎著. 未成熟子の扶養について 片山克行著. 高齢者の財産管理と信託法理の活用 浅野裕司著. 現行代襲相続法についての疑問点 高橋晴人著. 無権代理と相続 高森哉子著. 民法900条4号但書前段規定の相続分差別について 高松靖著. 「療養看護」と寄与分 辻朗著. 未分割遺産に対する課税 山崎広道著. 遺言の解釈 稲垣明博著. 包括遺贈と公序良俗との関連性について 森田悦史著
第3編 外国法 イギリスにおける離婚給付と将来的資産 宗村和広著. イギリスにおける離婚後の子の養育費の履行確保制度の問題点と改善の試み 新島一彦著. ドイツにおける子の引渡請求とその強制方法 半田吉信著. オーストラリアにおける離婚法の改革 小川富之著. 中国における夫婦共同財産離婚時分割に関する一事案 奥田進一著. アメリカにおける宗教団体の法律問題 棚村政行著. 精神障害者に生じた事故についての精神病院の障害賠償責任 奥野久雄著. 特別寄稿 客観的破綻主義判例形成の軌跡 中川淳著. 民法改正の現代的問題 佐藤隆夫著. 抵触法における同性婚 ヘルマ・ヒル・ケイ著 棚村政行訳. アメリカ家族法における最近の論争 ステファン・D.シュガーマン著 北脇敏一訳.アメリカ合衆国の離婚をめぐる状況 ロデリック・ダンカン著 岡本潤子訳. 英国1989年児童法 ナイジェル・V.ロウ著 新島一彦訳. 児童の権利と自治および最善の利益 ゼイヴ・W.ファルク著 北脇敏一訳
