目次
「神話」を近現代に問う
十九世紀ドイツ民間伝承における「神話」の世俗化と神話学
神話と学問史 : グリム兄弟とボルテ/ポリーフカのメルヒェン注釈
「史」から「話」へ : 日本神話学の夜明け
近代神道・神話学・折口信夫 : 「神話」概念の変革のために
『永遠に女性的なるもの』の相のもとに : 弁才天考
「近世神話と篤胤」
願わくは、この試みが広く世に認められんことを : 18-19世紀転換期ドイツにおけるフォルク概念と北欧・アジア神話研究
「伝説」と「メルヒェン」にみる「神話」 : ドイツ神話学派のジャンル定義を通して
近代以降における中国神話の研究史概観 : 一八四〇年代から一九三〇年代を中心に
幕末維新期における後醍醐天皇像と「政治的神話」
地域社会の「神話」記述の検証 : 津山、徳守神社とその摂社をめぐる物語を中心に
怪異から見る神話(カミガタリ) : 物集高世の著作から
初発としての「神話」 : 日本文学史の政治性
神話的物語等の教育利用 : オーストラリアのシティズンシップ教育教材の分析を通して
詩人ジャン・コクトーの自己神話形成 : 映画による分身の増幅
神話の今を問う試み : ギリシア神話とポップカルチャー
英雄からスーパーヒーローへ : 十九世紀以降の英米における「神話」利用
神話への道 : ワーグナーの場合